パン屋のベーグルが専門店を凌駕?人気の理由と製法の秘密を徹底解明に関する基本知識を徹底的にまとめました。詳細を読もうことができます。
健康志向の読者にとって最も気になるのが、主食としての栄養価です。「ベーグルはヘルシーだからダイエットに最適」という言説がネット上で広く定着していますが、実態はどうなのでしょうか。文部科学省の日本食品標準成分表および主要ベーカリーの公表データをベースに、一般的なパンとの詳細な比較データをまとめました。
パンの種類(1個/1枚あたり換算)エネルギー・脂質・糖質の実数値一般的な基準・相場感編集部の見解・評価プレーンベーグル(1個 約110g)約270〜290 kcal
脂質:約1.2g
糖質:約53.0g脂質が極小、糖質量は高めノンオイル製法により脂質制限には極めて優秀。ただし生地密度が高いため糖質量は茶碗1杯のご飯に匹敵する。角型食パン(6枚切り1枚 約60g)約156 kcal
脂質:約2.6g
糖質:約26.8g主食の標準的な基準値1食あたりの重量が軽いため数値は控えめに見えるが、バターやジャムを塗ることで総脂質・糖質が跳ね上がる点に注意。クロワッサン(中型1個 約45g)約200 kcal
脂質:約12.0g
糖質:約19.5g高脂質・嗜好品寄り大量の折り込みバターを使用するため、重量に対する脂質割合が突出。日常のダイエット食としては推奨しにくい。バゲット(フランスパン1/3本 約80g)約220 kcal
脂質:約1.0g
糖質:約43.5g低脂質のハード系定番ベーグル同様にリーンな配合だが、気泡が大きく咀嚼時の密度感はベーグルよりも軽い。腹持ちの持続性ではベーグルに軍配。
このベーグルカロリー糖質比較から浮き彫りになるのは、ベーグルは「低脂質だが決して低糖質ではない」という事実です。1個あたりの重量が100〜120gとずっしりしているため、炭水化物の総摂取量は食パン約2枚分に相当します。しかし、優れた咀嚼回数を促す物性と、ケトリングによるデンプンの変性がもたらす「消化吸収の緩やかさ(腹持ちの良さ)」は、他のパン類にはない大きなアドバンテージです。