Q1:ラストエンペラー溥儀の直系の子孫は、現在日本にいるのですか?
A1:存在しません。清朝第12代皇帝・溥儀には生涯を通じて実子がいなかったため、溥儀の直系の血筋は途絶えています。日本に暮らす愛新覚羅の血を引く人物は、溥儀の弟である溥傑と嵯峨浩の次女(福永嫮生氏)の系統か、あるいは清朝皇族の傍系(親王家などの分家)の末裔です。
Q2:東京で眼科医をしている愛新覚羅ゆうこ医師は本名ですか?芸名ではないのですか?
A2:本名です。愛新覚羅ゆうこ(愛新覚羅維)氏は中国・北京出身で、北京大学医学部卒業後に来日し、東京大学大学院で博士号を取得、日本の医師国家試験に正式合格した医師です。日本の医師免許や医療機関の開設届けは戸籍上の本名でしか行えないため、公的に証明された本名であることが確認されています。
Q3:なぜ現在、愛新覚羅という苗字を名乗る人は中国で少ないのですか?
A3:1912年の清朝滅亡(辛亥革命)や1924年の北京政変、さらに文化大革命期において、満洲族旧皇族への政治的批判や迫害を回避するため、一族の多くが満洲語で金を意味する「アイシン」にちなんで「金(きん / ジン)」などの漢姓に改姓したためです。現在も子孫の9割以上は改姓後の姓で暮らしています。
Q4:嵯峨浩と溥傑の間に生まれた子孫の家系はどうなっていますか?
A4:長女の慧生氏は1957年に非業の死を遂げましたが、次女の嫮生氏は日本人男性(福永家)と結婚し、子どもたちに恵まれました。嫮生氏は現在も日本国内に在住し、両親の遺品や記録を整理しながら、日中友好と平和の尊さを伝える活動に携わっています。