検索エンジンに「ジョイフル本田 千葉店」と打ち込むと、サジェストや関連掲示板に「存在しない」「ない」といった言葉が散見されます。しかし、ジョイフル本田の公式店舗情報および現地データを確認すると、千葉県千葉市稲毛区園生町368-1に「ジョイフル本田 千葉店」は確実に営業しています。最寄り駅である千葉都市モノレールのスポーツセンター駅からは徒歩約9分(約690m)、穴川駅や動物公園駅からもアクセス圏内という好立地に店を構えています。
では、なぜ「存在しない」という噂が一人歩きしてしまったのでしょうか。その最大の要因は、印西市に位置する超巨大旗艦店「ジョイフル本田千葉ニュータウン店」との名称混同にあります。関東圏で「ジョイフル本田」と聞けば、多くの消費者が真っ先に思い浮かべるのが、東京ドーム数個分に及ぶ広大な敷地にプロ仕様の資材や巨大フードコート、大型ガソリンスタンドを備えたモンスター級の施設です。そのため、日常会話やSNS上で千葉ニュータウン店を「千葉店」と略して呼ぶ利用者が後を絶たず、実際に地図上で千葉市稲毛区の「千葉店」を発見した際に「思っていたあの巨大店舗と違う」「千葉店は別物なのか」と混乱が生じる構造ができあがりました。
敷地面積の数値データを見れば、そのギャップは一目瞭然です。千葉ニュータウン店が東京ドーム約3.6個分(約17万㎡規模)という規格外のメガスケールを誇るのに対し、公式開示資料によると稲毛区の「千葉店」は敷地面積18,702㎡(東京ドーム約0.4個分)となっています。一般的なホームセンターとしては十分な広さを備えているものの、千葉ニュータウン店の約10分の1のサイズ感であるため、「ジョイフル本田=どこまでも続く広大な売り場」という先入観を抱いて訪れた人がギャップを覚え、ネット上で「あそこは本当のジョイフル本田ではない」といった極端な言説を生む引き金となりました。