腰痛の多くは時間経過とともに快方へ向かいますが、中には緊急処置を要する重篤な病態(馬尾症候群や内臓疾患、化膿性脊椎炎など)が含まれています。以下の危険信号(レッドフラグ)がみられる場合は、我慢せずに救急車の要請(119番)を検討してください。
【救急車を呼ぶ判断基準】
・尿が出ない、または尿意が感じられない、便を漏らしてしまう(排尿・排便障害)
・両足の感覚が完全に麻痺している、または両足に力が入らず全く立てない
・安静にして横になっていても激痛が全く引かず、胸痛や冷や汗、呼吸困難を伴う
・高熱(38度以上)を伴う激しい腰痛がある
救急車を呼ぶほどではない場合でも、「足にしびれや脱力感がある」「痛みが3日以上経過しても全く軽減しない」「寝返りを打つことすら不可能な状態が続く」といったケースでは、早めに整形外科を受診してレントゲンやMRIによる画像診断を受けてください。