本作の魅力を語る上で絶対に外せないのが、安室奈美恵が歌った主題歌「Baby Don't Cry」(2007年1月発売)の存在です。オリコンチャートでロングセラーを記録し、彼女の代表的な応援ソングとして後世に語り継がれるこの名曲は、ドラマの世界観と完璧なシンクロを見せていました。
毎回のエピソードのクライマックス、夏世が夜の東京の街を走るシーンや、兄弟たちが締め切りに追われながらペンを走らせる瞬間に流れるイントロは、多くの働く女性や夢を追う人々の胸を打ちました。「そうだから Baby 悲しまないで 考えても分かんない時もあるって」という飾らない歌詞は、劇中で空回りばかりしていた夏世だけでなく、日曜夜や火曜夜に明日への活力を求めていた当時の視聴者を力強く後押ししたのです。