第398話「探索」は、カキン王国第3層を舞台に、シュウ=ウ一家若頭補佐のヒンリギ=ビガンダフノと、幻影旅団のノブナガ=ハザマが手を組んだ幻影旅団 捜索の決定的な転換点となりました。シャ=ア一家のオウ=ケンイから提供された情報を足がかりに、両名はエイ=イ一家の構成員が頻繁に出入りする3101号室の徹底調査に乗り出します。
現場となった室内には異様な細工が施されており、一般の乗客を装ったエイ=イ一家のシンジケート構成員が潜伏していました。ノブナガは容赦のない尋問と観察眼により、部屋の特定の扉をくぐるとエイイ一家 アジトへと強制転送される「移動系念能力の罠」が存在することを確信します。
特筆すべきは、ヒンリギの冷静沈着なサポートとノブナガの百戦錬磨の立ち回りです。ヒンリギは自らの念能力「手のひらを太陽に(バイオハザード)」で鳩に変えた小型カメラや発信器を活用し、罠の作動条件を慎重に検証。扉を通過した者がどこへ飛ばされるのかを突き止めるため、ノブナガは自ら発信器付きの刀を携え、ためらうことなく転送扉の向こう側へと足を踏み入れました。ヒンリギもこれに追従し、二人はついに敵の本拠地である隔離空間への潜入に成功したのです。