生後3か月を過ぎた犬や猫は、月齢が進むにつれて段階的に店頭価格が引き下げられる。これは生体販売業における一般的な価格調整プロセスだ。西日本を中心に全国展開する株式会社アミーゴにおいても、成長に伴うプライスダウンが行われるが、かつて噂されたような雑な叩き売りとは一線を画している。
現場の飼育管理を支えるのは、各店舗への常駐が定められている動物愛護管理責任者だ。彼らは単に価格を下げるだけでなく、個体の健康状態や性格を見極め、適切な飼育環境を整え続ける。売れ残りというレッテルを貼られがちな生後半年以上の個体であっても、丁寧な基本トレー二ングを施すことで「トイレのしつけができている落ち着いたペット」として新たなオーナーに迎えられるケースが増えている。
しかし、それでも店頭で家族が決まらないケースは存在する。その先にあるのは、昭和や平成の時代に囁かれていたような不透明な闇業者への転売ではない。現在では自社主導の譲渡会や提携団体への引き継ぎが徹底され、命を最後まで繋ぐ安全網が整備されている。