彼女の女優キャリアにおいて、大きな転機となったのが映画や深遠な人間ドラマへの挑戦だ。なかでも井筒和幸監督が手掛けた映画『メッセンジャー』では、勢いのあるストーリー展開の中で魅せた芯の強い女性像が強い印象を残した。
さらに愛憎が渦巻くTBSドラマ『汚れた舌』に代表される作品では、大人の愛しさと痛みが交錯する濃密な情愛シーンを披露。官能映画を彷彿とさせる繊細で美しいアングルと、体当たりの演技が合わさり、見る者の心を深く揺さぶった。過激さだけを追求するのではなく、心の揺れ動きを肌で表現するようなリアリティこそが、彼女の濡れ場シーンが伝説と称される所以である。