Q1:人民解放軍と中国軍、中国国家の軍隊はどう違うのですか?
A1:一般的に「中国軍」と呼ばれる組織の正式名称が「中国人民解放軍」です。法的な最大の違いは、日本や欧米の軍隊が国家と国民を守る「国軍」であるのに対し、人民解放軍は「中国共産党の軍隊」である点です。軍の最高統帥権は国家主席ではなく、共産党のトップである党中央軍事委員会主席(現在は習近平氏)が握っています。
Q2:中国の徴兵制はどうなっていますか?一般市民は全員軍隊に行くのですか?
A2:法律上は「義務兵役制(徴兵制)」と「志願兵役制」を組み合わせた制度が採られており、18歳に達した男性には兵役登録の義務があります。しかし、中国は膨大な人口を抱えているため、実際には希望者(志願兵)の中から身体検査や政治審査を通過した優秀な人材を選抜する形をとっており、一般市民が強制的に全員徴兵される実態ではありません。
Q3:なぜ最近、ロケット軍の幹部や国防相が相次いで処罰されたのですか?
A3:軍備拡張に伴う巨額予算を巡る装備調達の汚職・贈収賄が主因です。加えて、ミサイル部品の品質偽装や米情報機関への機密漏洩疑惑が浮上し、習近平指導部が党への忠誠心と軍紀の弛みを問題視して徹底的な粛清を断行しました。絶対的な独裁体制下では、権力争いと腐敗摘発が常に表裏一体となって軍を揺さぶります。