実際の観客はハッピードリームサーカスをどう評価しているのでしょうか。SNS上の投稿、Googleマップの口コミ、大手チケットサイトに寄せられた数百件の生レビューを精査すると、大絶賛の声と同時に、現場特有の過酷さに対する不満も浮き彫りになってきます。
ポジティブな口コミで圧倒的多数を占めるのは、「大手サーカスに比べてステージとの距離が驚くほど近く、大迫力だった」という臨場感への高評価です。4万人以上を動員した三重県の桑名公演や、現在巡回中の埼玉・吉川公演の来場者からは、次のような興奮の声が相次いでいます。
「バイクスタントの排気ガスの匂いと重低音がダイレクトに肌へ響いてきて、子どもどころか親のほうが叫んでしまった」(30代父親)
「世界10カ国から集まった精鋭35名という触れ込み通り、息をつく暇もない超絶アクロバットの連続。大手テーマパークのショー以上の満足度」(40代女性)
一方で、手放しでは喜べないリアルな不満点として集中しているのが、混雑状況と会場設備に関する問題です。特に土日祝日の公演では、以下のような過酷な現実が待ち受けています。
「自由席の無料チケットをもらって行ったが、開場1時間前から長蛇の列。結局、柱の真後ろの席しか空いておらず、大車輪の半分が見えなかった」(20代カップル)
「仮設テントのため、夏は冷房が効きにくく冬は足元が冷える。仮設トイレの混雑も開演前と休憩時に集中してパニックになる」(30代母親)
現場を熟知する編集部が指摘したいのは、ハッピードリームサーカスの満足度は「どの席種を選び、開演何分前に到着できたか」によって天と地ほどの差が生まれるという厳然たる事実です。