クルマバッタモドキの正体!背中X字と後翅で見分ける決定版2026

クルマバッタモドキの正体!背中X字と後翅で見分ける決定版2026

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日本の野原でよく混同される大型・中型バッタの代表格が、クルマバッタモドキ、クルマバッタ、そしてトノサマバッタの3種です。野外で一瞬飛び立っただけでは判別が難しく見えますが、静止時と飛翔時の特徴を観察すれば明確な違いが存在します。

もっとも確実な識別点は「前胸背板(背中)の形状と模様」です。クルマバッタモドキの背中には、上から見るとはっきりと確認できる白いX字状の筋模様が走っています。さらに前胸背板の中央にある隆起線が低く、平坦に近い形状をしているのが特徴です。一方のクルマバッタは、背中の中央がまるでラクダのコブのように弓状に強く盛り上がっており、X字模様はありません。トノサマバッタは全体的に大型で、背中の盛り上がりは緩やかで模様も異なり、すっきりとした体型をしています。

次に注目すべきは、翅(はね)を広げたときに見える「後翅(こうし)の色彩パターン」です。クルマバッタは名前の由来通り、鮮やかな黄色地に太く濃い黒の帯が半円状に入り、まるで車輪のように見えます。クルマバッタモドキにも後翅に黒帯がありますが、地色がやや薄い黄緑色から透明に近く、黒帯の輪郭もクルマバッタほど極端には際立ちません。トノサマバッタの後翅にはこうした目立つ黒帯がなく、ほぼ全体が透明または淡い黄褐色です。

種名背中(前胸背板)の特徴後翅の模様・色好む生息環境クルマバッタモドキ鮮明な白〜黄褐色のX字模様があり、隆起は平坦淡黄色の地に弧を描く黒帯がある(やや透明感あり)乾燥した裸地、グラウンド、砂利道、河川敷クルマバッタ中央が弓状に高く盛り上がる(X字模様なし)鮮やかな黄色地に極めて濃く明瞭な黒帯(車輪模様)背丈のやや高い草地、手入れされた芝草地、堤防トノサマバッタ平滑で中央の隆起はわずか(縦筋が入る個体あり)黒帯はなく全体が無色透明〜淡い濁り広大なイネ科主体の草原、河川敷の草原
中川 明日香
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中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。