行政側の支援体制も加速している。和歌山県橋本市は、移住・定住促進に向けた手厚い子育て支援策やリノベーション補助金を次々と打ち出し、若い世代の呼び込みに本腰を入れる。大阪府境に位置する地の利を生かし、関西圏のベッドタウンとしてのポテンシャルを最大化する狙いだ。
さらに、国土交通省が推進する地域交通の維持・活性化方針と連携し、ラストワンマイルを埋めるデマンド交通やシェアモビリティの実証実験が本格化。駅をハブとした二次交通網の充実により、マイカーに依存しすぎないシニア世代にも優しい移動環境が構築されつつある。