多くの受講生が「人生で最も勉強した期間」と口を揃えるのが、立川研修センターでの生活です。
研修生活の中心となるのは、徹底的なディスカッションとゼミナールです。特に「政策課題研究」では、全国の異なる自治体から集まった受講生同士で班を編成し、数カ月かけて数万字規模の政策研究論文を共同執筆します。人口減少、地方財政の再建、広域連携、デジタル化推進など、正解のない難問に対して夜遅くまで議論が続けられます。
「日中は著名な法学者や中央省庁幹部による密度の濃い講義を受け、夕方以降は寮の自室や談話室にこもって論文の推敲に追われる。週末も文献調査に追われ、休む暇はほとんどなかった」と振り返る修了生も少なくありません。
一方、全寮制(現在は一部日程で柔軟化)の共同生活が生み出す「全国の自治体職員との強い連帯感」は、修了後の自治体運営において代えがたい資産となります。地方創生や災害対応など、自治体単独では解決できない課題に直面した際、立川で寝食を共にした同期ネットワークが直接の突破口となるケースは枚挙にいとまがありません。