地域住民やファンの間で定期的に再燃するのが「江東区内の別の場所でラウンドワンが営業再開するのではないか」「南砂町駅周辺の大規模再開発ビルにテナントとして復活する」という噂です。しかし、これらは利用者の強い願望が生み出したデマ・誤解であり、現実のアミューズメント業界の構造変化と照らし合わせると可能性は極めて低いと言わざるを得ません。
現代のアミューズメント業界において、ボウリングのレーン機構やスポッチャの吹き抜け天井を確保できる大規模物件を新設するには莫大な初期建築コストがかかります。加えて、近年のラウンドワンの出店戦略は、駅直結の超大型商業施設(ららぽーと、ダイバーシティ等)へのインショップ展開や、海外(米国等)への積極投資にシフトしています。地価が高騰しマンション需要が極めて高い東京23区の東部エリアにおいて、単独型の大型アミューズメント棟を新規建設して再オープンさせる採算ラインは成立しにくくなっているのが業界のシビアな実情です。