白石麻衣が残した乃木坂 センター曲は、グループの転換点と常に重なり合っています。初期の5作連続でセンターを務めた生駒里奈からバトンを受け取ったのが、2013年7月発売の6thシングル『ガールズルール』でした。この白石麻衣 ガールズルール 初センターは、従来の清楚でどこか内省的な乃木坂46のイメージに、まばゆい夏の開放感と王道アイドルポップの躍動感を吹き込み、グループのブレイクを決定づけました。
さらに語り継がれるのが、絶対的エースの双璧として並び立った白石麻衣 西野七瀬 Wセンター体制です。『今、話したい誰かがいる』(2015年)や『インフルエンサー』(2017年)で見せた二人のコントラストは、乃木坂46の「美と儚さ」を象徴する黄金期を築き上げました。とりわけ高速ダンスが話題を呼んだ『インフルエンサー』では、グループ初の『日本レコード大賞』を受賞するという金字塔を打ち立てています。
そして2018年4月、白石が単独センターを務めた20thシングル『シンクロニシティ』は、グループの成熟と調和を見事に体現。同年の『日本レコード大賞』で2連覇を達成し、名実ともに日本のトップアイドルグループとしての地位を確立させました。当時の音楽番組で見せた一糸乱れぬパフォーマンスと、白石が放つ求心力は、今なお多くの音楽関係者から絶賛されています。