グループ離脱後、最も注目されたのが「堤氏の個人資産はどこへ行ったのか」という点だ。西武グループの司令塔であり、同氏が実質的に株式の大半を所有していた非上場企業「コクド」は、事件後のグループ再編と経営改革の中で解体・統合された。
堤氏自身も巨額の損害賠償請求を受け、所有していた西武関連株の大半を手放すこととなった。また、一連の事件に対応する過程で莫大な個人資産の多くが精算に充てられたとされている。
かつての世界一の富豪という称号から見れば、現在の個人資産は大幅に縮小したとされる。しかし、生前に手掛けた個人所有の不動産や親族関連の資産管理会社を通じて、晩年を十全に過ごすための十分な生活基盤は今も保たれていると言われている。