氷をバリバリ食べるのは貧血のサイン?氷食症の原因と治し方解説

氷をバリバリ食べるのは貧血のサイン?氷食症の原因と治し方解説

氷をバリバリ食べるのは貧血のサイン?氷食症の原因と治し方解説について見逃せない 事実を分かりやすい構成で解説いたします。

「会社の定期健康診断では貧血を指摘されなかったから自分は大丈夫」と思い込んでいる人ほど、深刻な落とし穴にはまっています。一般的な血液検査で測定されるヘモグロビン(血色素)は、いわば「財布の中に入っている日常の小銭」に過ぎません。これに対し、肝臓や脾臓、骨髄に蓄えられている「銀行の定期預金」に相当するのがフェリチン(貯蔵鉄)です。

身体は鉄が欠乏し始めると、まず貯蔵庫であるフェリチンを取り崩して血中のヘモグロビン濃度を保とうとします。そのため、ヘモグロビン数値が見かけ上は正常範囲内にとどまっていても、体内のフェリチンが底をつく「潜在性鉄欠乏(隠れ貧血)」の状態に陥っている女性が、日本人成人女性の約40〜50%に達すると指摘されています。氷食症の症状は、まさにこのフェリチンが激減した段階から顕著に現れ始めます。

項目詳細・数値データ一般的な基準・相場編集部の見解・評価ヘモグロビン値(Hb)女性:12.0g/dL未満(貧血疑い)
重度例では8.0g/dL以下に急落正常値:12.1〜15.0g/dL正常値であっても後述のフェリチンが枯渇している「隠れ貧血」が多発しているため過信は禁物。血清フェリチン値12ng/mL未満で鉄枯渇状態
氷食症発症例では5ng/mL未満も多発理想値:30〜50ng/mL以上貯蔵鉄の枯渇こそが氷食症の主因。通常の健診項目には含まれないため個別測定が必須となる。1日の氷消費量家庭用製氷皿で1〜2皿以上
(重症化すると1日に30個〜1kg以上)数個程度(嗜好品レベル)「噛まずにいられない」「口にないと落ち着かない」という強迫観念を伴う場合は病的兆候。身体的随伴症状倦怠感・動悸・息切れ・頭痛
爪の変形(スプーン爪)・舌炎特になし「疲れやすいのは年齢のせい」と片付けられがちだが、氷への異常執着とセットなら鉄欠乏が確定項。
伊藤 翔太
著者

伊藤 翔太

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。