凄まじいテレビ出演料に加え、著書の印税、鑑定料、さらには不動産投資などで築き上げた資産は数百億円とも噂された。生前の細木数子は、京都に建立した巨大な霊園や都内の邸宅など、規格外のスケールで世間を驚かせ続けた。それだけに、彼女の没後における遺産継承の行方には、多方面から熱い視線が注がれていたのも無理はない。
実の娘のように育てられ、2016年に正式に養子縁組を行って細木数子の籍に入ったのが細木かおりだ。彼女は生前から事業の継承準備を進めており、事務所の運営権や六星占術の商標・著作権、さらには管理会社の代表権などをスムーズに引き継いだ。周囲が期待したような泥沼のお家騒動はなく、生前に緻密に計画された終活によって、莫大な資産とブランドは一族の手によってしっかりと維持されている。