芸能界きってのおしどり夫婦として知られる二人ですが、その交際の原点は2008年3月に上演された音楽劇『さらば、わが愛 覇王別姫』での本格的な初共演に遡ります。京劇の役者たちの愛憎を描いたこの大作舞台において、主演を務めた東山紀之とヒロインを演じた木村佳乃は、稽古期間を含めた数カ月間、極めて濃密な時間を共有しました。
当時、現場を目撃していた舞台関係者は二人の様子を次のように振り返っています。
「東山さんは当時から一切の妥協を許さないストイックな姿勢で知られていましたが、木村さんも帰国子女特有の物怖じしない性格で、演出家や東山さんに対しても真っ向から演技論をぶつけ合っていました。互いにプロフェッショナルとしての力量を認め合ったことが、男女の情愛へと発展する最大の契機でした」
舞台の千秋楽を迎えた後、本格的な交際へと発展。東山紀之(1966年9月30日生まれ)と木村佳乃(1976年4月10日生まれ)の間には約9歳7カ月の年齢差が存在しましたが、木村佳乃の自立した大人の精神性と、東山紀之の包容力が見事にかみ合いました。約2年半の真剣交際を経て、二人は2010年10月23日に婚姻届を提出。マスコミ各社に送られた直筆署名入りのFAXには、「これからの人生を共に歩み、力を合わせて誠心誠意、仕事と家庭に向き合ってまいります」という揺るぎない決意が綴られていました。