シリアスな役柄の一方で、漫画実写化や特定のカルチャーを題材にしたオリジナル作品でも抜群の親和性を発揮する。ドラマ『ポケットに冒険をつめこんで』では、主人公・赤松まどか役を熱演。日常の葛藤とゲームの世界観を融合させたユニークな作風の中で、誰もが共感できる等身大の働く女性像を瑞々しく描いた。
漫画実写化やゲーム原作作品における難しさは、キャラクターの記号的な魅力を損なわずにリアリティを与える点にある。西野七瀬は原作への深いリスペクトを保ちながら、生身の人間としての温かみを吹き込むことに成功している。