お笑い界において、関西といえば大阪や兵庫のイメージが先行しがちですが、バラエティ番組の最前線で強烈な爪痕を残しているのは滋賀出身の芸人たちです。
ダイアン(ユースケ・津田篤宏)|愛荘町が生んだお笑い界の至宝
テレビ番組で見ない日はない売れっ子コンビ・ダイアン。ユースケと津田篤宏の2人は、滋賀県愛知郡愛荘町(旧愛知川町)の同級生です。中学校の同級生として出会い、長年の阿吽の呼吸から繰り出されるテンポと脱力感あるやりとりは、全国の視聴者を虜にしています。
津田の代名詞である「ゴイゴイスー!」のフレーズや、ユースケの絶妙なローテンションボケの端々に、大阪のシャープな掛け合いとは一線を画す「滋賀特有ののんびりとした間合い」が息づいています。ネット上のお笑いファンコミュニティでも「ダイアンの会話劇に流れる滋賀の田園風景のようなグルーヴがクセになる」と極めて高い評価を得ています。
野性爆弾(くっきー!・ロッシー)|守山市が生んだアートと狂気のハイブリッド
守山市出身の幼馴染コンビ・野性爆弾もまた、滋賀カルチャーが生んだ異才です。くっきー!は幼稚園からの同級生であるロッシーとともに、既存のお笑いの枠組みを破壊するシュールかつ前衛的な世界観を構築しました。くっきー!の独特な絵画や造形作品は国内外のアートフェアでも高額で取引され、海外の展覧会で賞を獲得するなど、世界的クリエイターとしても評価されています。自著や番組で語られる守山市での破天荒な少年時代のエピソードは、彼の尽きない創造力の源泉そのものです。
坂道グループのホープ・武元唯衣(櫻坂46)の存在感
アイドル界では、櫻坂46の2期生・武元唯衣(大津市出身)が圧倒的な輝きを放っています。「琵琶湖が生んだパワフルガール」というキャッチコピーを掲げ、幼少期から培ったハイレベルなダンスパフォーマンスのみならず、バラエティ番組での切れ味鋭いトーク力で頭角を現しています。全国ネットの番組でも滋賀県ネタを臆することなく放り込み、同郷の先輩芸能人たちからも愛されるポジションを確立しています。