政治ニュースの表面的な報道・ジャーナリズムだけを追っていては、政治の真のダイナミズムを見誤る。永田町の裏舞台では、次の国政選挙を見据えた自由民主党内のポスト争いと、政権批判をかわすためのイメージ戦略が熾烈に展開されている。
人事の裏側を取材すると、主要ポストの選定にあたっては、野党側からの厳しい追及に耐えうる「スキャンダル無縁型」の人材が優先された経緯が透けて見える。党内各グループへのポスト配分という従来の政治慣習を守りつつも、世論の反発を招かないギリギリのラインで調整が行われた。この綱渡りの人事配置が、今後の国会論戦にどのような影響を及ぼすのか、ジャーナリストたちの視線は厳しい。