横手山エリアと渋峠エリアの2つの異なる表情を楽しめる点も、このゲレンデの大きな強みである。横手山側の名物である「ジャンボコース」は、最大斜度30度を超える急斜面が続き、名手たちが自らの技術を試す格好のステージとなっている。締まったバーンに鋭いマージンを刻む感覚は、本格派の愛好家を虜にして離さない。
一方で、群馬県との県境に位置する渋峠エリアは、穏やかなうねりと広大な一枚バーンが特徴だ。斜度が比較的緩やかで視界も開けているため、パウダースノーに慣れていない初心者やファミリースキーヤーでも安心して浮遊感を味わうことができる。山頂から渋峠へと抜ける緩やかなコースは、樹氷原をバックに記念撮影を楽しむ観光客にも大好評で、レベルを問わず誰もがそれぞれのペースで冬の醍醐味を堪能できるレイアウトが完成されている。