国土交通省が公表している「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」において、壁に開けたネジ穴や釘穴は通常損耗とは認められず、入居者側の補修費用負担となるケースが一般的です。そのため、賃貸住宅にお住まいの方が賃貸 カーテン留め具を選ぶ際は、壁面へのビス打ちを伴わないカーテン留め具 穴開けない手法の選択が鉄則となります。
穴を開けずにカーテンをすっきりとまとめる方法は、主に以下の3つのアプローチに大別されます。
1. マグネット式カーテン留めの活用
現在最もシェアを拡大しているのが、ロープやスチールコードの両端に強力なネオジム磁石が内蔵されたマグネット式カーテン留めです。カーテン生地を包み込み、磁石同士をパチンと合わせるだけで固定できるため、壁面に一切触れる必要がありません。束ねる高さを日によって自由に変えられる柔軟性も大きな強みです。
2. カーテンクリップによるワンタッチ固定
カーテン生地を折りたたみ、端をカーテンクリップで挟むだけのシンプルな方法です。アンティーク調のアイアンリング付きクリップや木製クリップを選べば、それ自体がカフェのようなアクセントになります。ただし、クリップの挟む力が弱すぎると厚手の遮光カーテンでは滑り落ちる原因となるため、バネ強度の確認が不可欠です。
3. 粘着テープ・ピン固定タイプのふさかけ後付け
どうしても従来のタッセルを使いたい場合、壁のクロスを傷めない「特殊粘着テープ式ふさかけ」や、極細のピンを斜めに差し込んで固定する「石膏ボード専用極細ピン留めふさかけ」が有効です。極細ピンであれば抜いた後の穴が直径1mm未満と非常に小さく、市販の穴埋めパテで容易に修復可能なレベルに抑えられます。