じゃがいも栽培の肥料完全攻略|元肥と追肥の黄金比率と失敗防ぐ施肥術

じゃがいも栽培の肥料完全攻略|元肥と追肥の黄金比率と失敗防ぐ施肥術

じゃがいも栽培の肥料完全攻略|元肥と追肥の黄金比率と失敗防ぐ施肥術の全貌を詳しく解説してご紹介します。

Q1:植え付けの際、種芋に化成肥料が直接触れてしまうとどうなりますか?
A1:肥料焼けを起こし、種芋が腐敗したり、発芽したばかりのデリケートな根が枯死する原因になります。種芋を植え付ける溝を掘ったら、種芋と種芋の「中間」に肥料を置くか、種芋の上に5cmほど土を被せた上層に施肥する「層状施肥」を行い、直接触れないレイアウトを徹底してください。

Q2:収穫の1ヶ月前に下葉が黄色くなってきました。追肥すべきですか?
A2:絶対に追肥してはいけません。開花後、収穫に向けて下葉から徐々に黄変していくのは、葉の養分が地中の芋へと転流している正常な成熟プロセスです。ここで肥料を与えると芋の肥大が止まり、腐敗や二次成長の原因となります。自然に枯れ上がるのを見守ってください。

Q3:ホクホク感を高めるために「草木灰」を使いたいのですが、注意点はありますか?
A3:草木灰はカリウムと微量要素が豊富で芋の食味向上に極めて有効ですが、強アルカリ性資材でもあります。多量に畑全体へばら撒くと土壌pHが急上昇し、そうか病を誘発します。使用する場合は、追肥時に株の周囲へひとつまみ(1株あたり数グラム程度)軽く施すか、種芋の切り口の保護材として薄く塗布する程度に留めてください。

Q4:前作でトマトやナスを育てていた畝をそのまま使っても大丈夫ですか?
A4:ナス科作物の連作は「ナス科連作障害(青枯病や疫病)」を引き起こすため、最低でも2〜3年は間隔を空けるのが鉄則です。また、前作の残肥(特に窒素分)が土中に多く残っている場合、元肥を通常通り投入すると窒素過多に陥ります。前作がある場合は元肥の量を3〜5割減らして様子を見るのが安全です。

橋本 菜々子
著者

橋本 菜々子

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。