柴又観光モデルコース2026決定版!半日で巡る下町名所と穴場

柴又観光モデルコース2026決定版!半日で巡る下町名所と穴場

話題沸騰中の 柴又観光モデルコース2026決定版!半日で巡る下町名所と穴場について、主要な情報をご紹介しています。

柴又帝釈天の裏手、江戸川の堤防へと向かう小径沿いに佇むのが、柴又が誇るもう一つの名建築、山本亭の日本庭園と喫茶です。カメラ部品メーカー「山本工場」の創業者・山本栄之助氏の旧居であり、大正末期から昭和初期にかけて増改築された近代和風住宅です。

伝統的な書院造りと、ステンドグラスやマントルピース(暖炉)を配したアール・デコ調の洋間が同居する「和洋折衷」の空間設計は、大正ロマンの優美さを今に伝えています。米国の日本庭園専門誌のランキングでも常に全国上位に選ばれる池泉回遊式庭園を望みながら、畳敷きの大広間で楽しむ喫茶メニュー(お抹茶や冷やしぜんざい、各600円〜800円前後)は、歩き疲れた身体に心地よい癒しをもたらします。

山本亭から緑豊かな小道を2分ほど進んだ先にあるのが、葛飾柴又寅さん記念館および併設の山田洋次ミュージアムです。ここは単なる映画の資料館ではありません。松竹大船撮影所から実際に移築された「くるまや」の精巧なセット、昭和30〜40年代の下町を忠実に再現したジオラマ、体験型デジタル展示が揃い、映画を一本も観たことがない若い世代でも「昭和の長屋コミュニティの温もりと活気」を五感で追体験できるテーマパークのような構成になっています。

山口 彩花
著者

山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。