「スーを差し上げます」の根底にあるのは、ダイアン津田篤宏の代名詞的ギャグである「ゴイゴイスー」です。元々は「すごい」という感情の高ぶりをテンポよく表現したフレーズでしたが、テレビ番組や舞台での掛け合いを重ねる中で、相方のユースケや共演芸人たちとのアドリブから独自の進化を遂げました。
言葉の成り立ちは極めてシンプルでありながら奥深い構造を持っています。「すごい」という形容詞が「ゴイゴイ・スー」へと変形し、その最重要成分である「スー(=凄さの結晶)」だけを抽出。相手の素晴らしい行動や発言に対して「その凄さの象徴であるスーをあなたにプレゼントします」という感謝と称賛の意を込めて両手を差し出すスタイルが確立されました。
バラエティ特番やインタビューの現場証言によると、単なる一発ギャグにとどまらず、スタジオの空気を一瞬で明るくするポジティブなギフトとして重宝されたことで、瞬く間に全国区のお茶の間へ浸透していきました。