正しいサイズ測定なくして、最適な靴選びは成り立ちません。「ファーストシューズ サイズの測り方」におけるプロの計測手順と、店頭でチェックすべき5つの選び方基準を解説します。
ファーストシューズの正しい足型測定手順
- 必ず「立位(立った状態)」で計測する:赤ちゃんが座っているときや抱っこされているときの足は、体重がかかっていないため小さく計測されます。立ち上がって体重がかかると、足裏のアーチが沈み込んで足長が約3mm〜5mm広がります。靴店にあるフットメジャーを使い、両足でしっかり立たせた状態で測定してください。
- 足長(そくちょう)の測定:かかとの一番出っ張っている部分から、最も長い足指(親指または人差し指)の先端までの長さを測ります。
- 足囲(そくい)・足幅の確認:親指の付け根の出っ張りと、小指の付け根の出っ張りを結ぶ周囲の長さを確認し、甲高・幅広の傾向を把握します。
- 適正サイズ(捨て寸)の算出:立位での足長実寸に対し、「+0.5cm〜0.8cm」を加えたサイズが最適なファーストシューズのサイズとなります(例:足長実寸が11.8cmの場合、靴のサイズは12.5cmを選択)。
絶対に妥協してはならない「選び方の5大基準」
- ① かかと部分が硬く、しっかりホールドされているか:靴のかかとを指でつまんだときに、簡単につぶれない硬さがあること。
- ② つま先から3分の1の位置で靴底が曲がるか:人の足は指の付け根で曲がります。靴の中央や全体がグニャグニャ曲がる靴は推進力を奪います。
- ③ つま先が適度に反り返っているか(トゥスプリング):歩き始めの赤ちゃんは足を持ち上げる筋力が弱く、すり足になりがちです。つま先が少し反り上がっている靴は引っかかりによる転倒を防ぎます。
- ④ 履き口がガバッと大きく開くか:赤ちゃんの足指は丸まりやすいため、ベロ(シュータン)が完全に開き、足を真上からストンと落とし込める構造が必須です。
- ⑤ 甲をベルトでしっかり固定できるか:スリッポン型ではなく、幅広の面ファスナー(ベルクロ)で足の甲を固定できる靴を選びます。