肉と酒を心ゆくまで堪能した後は、定山渓の豊かな恵みである湯に浸かる時間が待っている。大浴場に注がれるのは、贅沢な源泉かけ流し温泉。じんわりと肌を包み込む柔らかな湯は、日々の緊張や疲労をゆっくりと解きほぐしてくれる。
湯上がりに向かいたいのが、書籍が並ぶラウンジスペースや静かな客室だ。無駄な装飾を削ぎ落としたシンプルかつスタイリッシュな客室では、ベッドに横たわりながら本を読んだり、心地よい音に耳を傾けたりと、思い思いの「湯治」が叶う。過剰なサービスを省き、本当に必要な心地よさだけを追求した空間設計が光る。