ドラクエ7のマップ構造において最も恐ろしいのは、「過去世界の出来事を解決すると、そのダンジョンや拠点が二度と訪れられない状態に変化する」という時間軸の不可逆性です。これがメダル探索における最大のハードルとなっています。
過去限定ダンジョン・時限イベントでの見落とし
代表的な取り返しのつかないエリアとして知られるのが、以下のロケーションです。
- 過去・神の祭壇の湖の洞窟:シナリオ進行によって水没し、以降は内部へ立ち入ることが不可能になります。宝箱やツボの回収を後回しにすると永久に失われます。
- 過去・プロビナ山洞窟:イベント進行に伴い地形や状況が変貌するため、登頂時の探索漏れは致命傷となります。
- 過去・魔空間の祠:オルゴ・デミーラ(過去)との決戦場であり、撃破後は消滅するため再訪できません。
- 過去・ダイアラック:灰化現象の謎を解き明かして旅立つ前に、町内のオブジェクトを調べ尽くす必要があります。
PS版「移民の町」の発展フェーズによる消滅
PS版プレイヤーを最も苦しめたのが「移民の町」の仕様です。町が成長する過程(第1段階〜最終形態)において、それぞれの形態ごとに異なる位置へちいさなメダルが配置されていました。住人を一気に集めて町を一気に発展させてしまうと、中間形態に配置されていたメダルが地形変化に伴って消滅するという罠が存在したのです。
3DS版およびスマホ版では、移民の町がすれちがい通信および固定NPCによるリニューアル仕様へ改修されたため、この「発展段階による恒久的な消失」という理不尽な仕様は大幅に緩和されました。しかし、PS版をプレイ・再プレイするユーザーは今なお厳密な手順管理が求められます。