現在JRAが公表しているクッション値と含水率(ゴール前・4コーナー)の数値は、小倉攻略において極めて重要な客観データです。
小倉競馬場の芝コースは野芝主体の設計となっており、良馬場ではクッション値が9.5〜10.5前後の硬く走りやすい状態を維持することが一般的です。しかし、降雨によって含水率が上昇し、クッション値が8.0未満に落ち込むと、一気に「重たい芝」へとシフトします。
芝とダートの含水率による変化の違いは以下の通りです。
- 芝コース:含水率が15%以上になると路面の反発力が失われ、スタミナとパワーを要する消耗戦に変化。
- ダートコース:含水率が10%〜14%程度まで上がると砂が固まり、前有利の高速ダートに変貌。ただし18%を超える不良馬場では水浮きが生じ、キックバックを嫌う後続馬の凡走が多発。
毎朝JRAから発表される測定値はもちろん、天候変化に伴う数値の推移を意識することで、コースごとの本質的なスピード適性を正確にジャッジできます。