ネット上の掲示板やSNSでは「教官の怒号が飛び交う」「限界まで追い込まれる」といった過激な噂が散見されます。実際の岡山県警察学校の訓練内容は、法規知識を学ぶ「座学」と、警察官に必要な体幹・実技を磨く「術科」に大きく分かれています。
座学では刑法、刑事訴訟法、道路交通法をはじめとする警察実務の基本を徹底的に叩き込みます。一方の術科では、柔道・剣道(どちらかを選択)、逮捕術、拳銃操法、教練(整列や行進などの基本動作)、救護訓練などを実施。毎日のランニングや筋力トレーニングはハードですが、運動未経験者であっても段階的に体力を向上させられるカリキュラムが組まれています。
教官の指導方針に関しても、2026年現在は旧来型の理不尽な叱責や根性論は一掃され、「なぜその行動が現場で危険を招くのか」を論理的に指導するスタイルが定着しています。命を預かる現場に出る以上、規律違反や不注意に対しては極めて厳格ですが、それは現場で殉職や不祥事を防ぐための徹底したプロ意識の涵養に他なりません。