深刻な休憩施設不足と給油空白問題を解消するため、国土交通省とNEXCO各社は革新的な救済策を展開しています。その代表格が「ETC2.0 一時退出実証実験(道の駅への立ち寄り)」です。
この制度は、ETC2.0搭載車両を対象に、高速道路の指定ICから一度流出して提携「道の駅」を利用し、一定時間内(指定時間内に同じICから再進入)に高速道路へ復帰した場合、高速道路を降りずに直通利用したのと同じ通行料金に据え置くという画期的な仕組みです。
圏央道沿線では、以下のような主要「道の駅」が一時退出スポットとして稼働しています。
- 道の駅ごか(茨城県五霞町 / 五霞IC接続):圏央道茨城区間のオアシスとして定着。地元農産物直売所やレストランに加え、周辺の指定給油所とも連携。
- 道の駅むつざわ スマートウェルネスタウン・むつざわつどいの郷(千葉県):圏央道・茂原長南IC等からのアクセス性が向上。
- 道の駅しょうなん・道の駅いちかわ等周辺地域:首都圏環状道路と地域振興を兼ねたETC2.0退出ポイントが順次拡大中。
また、慢性的な大型車マス不足に対応するため、菖蒲PAや厚木PAでは大型車用駐車マスの大幅なレイアウト再編と増設工事が実施されてきました。さらに、長大な空白区間となっている茨城〜千葉区間や埼玉北西部区間において、新規PAの設置検討やスマートICと併設した休憩施設の配置計画が着実に前進しています。