成分の観点から分析すると、このふたつの組み合わせは理にかなった疲労回復の特効薬と言える。
鰻の肉質には、糖質を効率よくエネルギーへ変換するビタミンB1が極めて豊富に含まれている。夏バテや慢性的な怠さを解消するには欠かせない栄養素だ。一方、梅干し特有の酸味の主成分であるクエン酸は、体内の乳酸を分解し、細胞のエネルギー代謝を活性化させる働きを持つ。
ビタミンB1が燃料となり、クエン酸がエンジンをスムーズに回転させる。この二つが同時に体内へ入ることで、単体で食べるよりもはるかに素早く疲労物質が除去されるのだ。