万願寺とうがらしとピーマンの違いとは?辛さの真相や代用法を徹底比較

万願寺とうがらしとピーマンの違いとは?辛さの真相や代用法を徹底比較

万願寺とうがらしとピーマンの違いとは?辛さの真相や代用法を徹底比較についての真相を徹底解説します。

日々の料理において主婦や共働きの生活者を惹きつけてやまない最大の利点、それが調理の簡便さです。万願寺とうがらしの下処理と種取りには、ピーマンとは全く異なる「合理的ルール」が存在します。

結論を言えば、新鮮な万願寺とうがらしの種やワタは、基本的に取り除く必要がありません。ピーマンの種は硬く舌触りがザラつきますが、万願寺とうがらしの種は非常に細かく柔らかいため、加熱すると自然に崩れて果肉と一体化します。さらに、ワタの部分には旨味やピラジンなどの血流改善に役立つ成分が多く含まれているため、捨てること自体が栄養学的な損失です。

下処理で唯一やっておくべきプロの技法は次の2点だけです。

  1. ヘタの先端を数ミリ切り落とす:軸の黒ずんだ切り口だけを取り除き、ガク(緑色の傘の部分)はつけたまま洗います。気になる場合はガクを指でむしる程度で十分です。
  2. 調理前に竹串や爪楊枝で2〜3箇所穴を開ける:丸ごと加熱すると内部の空気が膨張し、フライパンやグリルの中で「バン!」と破裂して油が跳ねる恐れがあります。これを防ぐために目立たない小さな穴をプチッと開けておくのが鉄則です。

種取りという台所作業のボトルネックが完全に解消されるため、まな板も汚さず、包丁を使わずに手で折って鍋に入れることすら可能です。このタイパ(タイムパフォーマンス)の高さこそ、多くの家庭でレギュラー食材として重宝される大きな理由です。

橋本 菜々子
著者

橋本 菜々子

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。