時の鐘を訪れるにあたって、インターネット上で見受けられる代表的な誤解や注意すべき盲点を検証します。
誤解1:現在も職人が手動で鐘を突いている?
「今でも鐘楼の上に人が登って綱を引いている」と思われがちですが、現在は機械制御による自動打鐘システムが導入されています。かつては代々鐘撞役(かねつきやく)が定められ、時辰儀(時計)を見ながら手動で突いていましたが、時代の変遷とともに機械式へと移行しました。ただし、打ち鳴らされる構造自体は伝統的な撞木(しゅもく)が本物の青銅の鐘を打つ仕組みとなっており、生の深みある響きは昔と変わりません。
誤解2:時の鐘のやぐら内部や上層階には登れる?
時の鐘の内部および2階・3階のやぐら部分は一般公開されておらず、立ち入り禁止となっています。貴重な歴史的木造建築を保護するための措置です。見学は外観の鑑賞と、1階通路を通って奥の薬師神社へ抜けるルートのみとなります。
誤解3:車で行ってもすぐ近くに無料駐車場がある?
時の鐘が位置する一番街・鐘つき通り周辺は歴史的町並みを残すエリアであり、道幅が狭く車両通行規制や一方通行が多数存在します。近隣のコインパーキングは週末になると早い時間に満車となり、激しい渋滞が発生します。時の鐘 アクセスとしては、西武新宿線「本川越駅」から徒歩約15分、またはJR・東武東上線「川越駅」から小江戸巡回バスや路線バスを利用するのが最もスムーズです。