検査前日は、夜20時〜21時までに指定の検査食または素うどん・おかゆなどの軽食を済ませ、以降は絶食となります。そして検査を楽に乗り切るための最大の山場が、当日朝からの「腸内洗浄液(下剤)」の服用です。
近年は服用量が少なく飲みやすさが改良された薬剤も登場していますが、約1.5〜2リットルの液体を飲むプロセスは依然として受診者のハードルとなっています。下剤を無理なく飲むコツは、「あらかじめ冷蔵庫でしっかり冷やしておくこと」と「最初の1杯を焦らず15分ほどかけてゆっくり飲むこと」です。冷やすことで特有の塩気や風味が和らぎ、吐き気を抑えられます。
大腸カメラの検査当日に飲める飲み物は、「水」「白湯」「色の薄いお茶(麦茶・ほうじ茶)」に限定されます。糖分や色素を含むジュース、スポーツドリンク(赤や紫の着色があるもの)、牛乳、そしてコーヒー類は一切口にしてはいけません。透明な水分をこまめに補給することで、排便がスムーズになり腸内が早く綺麗に仕上がります。