日本のビール業界におけるキャンペーンガール文化は、1970年代から2000年代にかけて芸能界の最強の登竜門でした。アサヒ、キリン、サッポロ、サントリー各社が水着キャンペーンガールを競い合う中、米国の世界的ビールブランドであるバドワイザーは、異色の存在感を放っていました。
バドワイザーガール出身、あるいはプロモーションに深く関わったタレントには、モデルの相沢紗世をはじめ、当時イエローキャブ等に所属していた人気グラビアアイドルやレースクイーンが多数名を連ねています。他の国内ビールメーカーが清純派の水着モデルをポスター中心に起用していたのに対し、バドワイザーは「現場で動いて接客し、場を盛り上げるエンターテイナー」としての身体能力とコミュニケーション力が求められたため、バラエティ番組やモデル業界で即戦力となる人材が集まる土壌がありました。