SNSや掲示板、卒業生の手記などから伝わってくる現場の評判を検証すると、一般的な全日制高校とは全く異なる独自の人間関係と校風が浮かび上がってきます。
生徒の年齢層や経歴は多種多様です。中学校時代に不登校を経験した10代の若者、スポーツや芸能活動と両立させる生徒、一度高校を中退して学び直す再挑戦者、さらには孫を持つ年代のシニア層までが同じ教室で机を並べています。在校生からは「年齢や過去の経歴で差別されることが一切ない」「他人に干渉しすぎない適度な距離感があり、人間関係のストレスから解放された」という安堵の声が数多く寄せられています。
教員陣の指導体制に対する評価も特徴的です。生徒指導を声高に押し付けるのではなく、生徒個々の事情や体調に寄り添うカウンセリング的な姿勢を持つ教員が多く配置されています。「無理に登校を急かされることなく、自分のペースで教室に戻れた」と振り返る卒業生の体験談は、不登校からの再起を図る家庭にとって大きな安心材料となっています。
ただし、ネガティブな口コミとして散見されるのは「校則が緩やかで自由な分、サボろうと思えばいくらでも流されてしまう」という点です。朝起きられない、課題を先延ばしにするといった生活習慣の乱れを自己是正できない生徒は、途中で単位を落として中退に至るケースもあります。「自由の裏にある自己責任」を理解できるかどうかが、この学校で充実した日々を送るための前提条件です。