中野坂上駅の最大の強みは、何と言っても都心主要ターミナルへの圧倒的な移動効率です。中野坂上駅から新宿駅へのアクセス所要時間は丸ノ内線で約4分。青梅街道を直進すれば自転車でも10〜15分程度、徒歩でも約25分で新宿西口エリアへ到達できる距離感にあります。終電を逃した場合でも、新宿駅からタクシーで1メーター強(深夜割増で約1,200円〜1,500円程度)で帰宅できる点は、深夜勤務の多いビジネスパーソンにとって計り知れないアドバンテージとなります。
乗り入れ路線は東京メトロ丸ノ内線と都営地下鉄大江戸線の2路線。丸ノ内線を利用すれば、東京駅(約24分)、銀座駅(約21分)、大手町駅(約23分)、霞ケ関駅(約17分)へ乗り換えなしでダイレクトに移動できます。さらに中野坂上駅は丸ノ内線の方南町支線の分岐・乗り換え拠点でもあり、荻窪方面・方南町方面の双方へアクセスが可能です。朝のラッシュ時には中野坂上駅始発・終着の列車も設定されており、タイミングを合わせれば着席通勤も狙えます。
一方、都営大江戸線を利用すれば、六本木駅(約17分)、青山一丁目駅(約14分)、汐留駅(約26分)などの港区・臨海部エリアへも一本でアクセスできます。ビジネスのみならず休日のレジャーやショッピングにおいても、東西南北へストレスなく移動できるネットワークが形成されています。
ただし、日常利用において把握しておくべき盲点が構内図と出口の位置関係です。丸ノ内線のホームは地下2階に位置し改札までのアクセスがスムーズですが、都営大江戸線のホームは地下5階(深度約32メートル)に位置しています。大江戸線ホームから地上出口まではエスカレーターを複数乗り継ぐ必要があり、改札から地上に出るまでに3〜5分程度のタイムロスが発生します。朝の通勤・通学時には、ホームから地上までの移動時間を織り込んだスケジュール管理が不可欠です。