SNSや知恵袋、地域コミュニティの現場を定点観測すると、北海道民の心理には「独特の温度差」が存在することが分かります。
本州から北海道へ転勤してきた会社員や進学した学生からは、次のような戸惑いの声が多く寄せられています。
「東京にいた頃は一人暮らしの自炊でローソンストア100の小分け野菜や100円豆腐に助けられていた。札幌に来てから近所にないことを知り、買い出しのルーティンを変えざるを得なかった」(20代・男性会社員)
また、年末やテレビ放送直後には、道内ネイティブの住民からも羨望の声が上がります。
「テレビで話題の『ウインナー弁当』や『玉子焼き弁当』を食べたくてローソンを何軒か回ったが、どこにも売っていなくて後から別チェーンだと知った」
「年末の『100円おせち』で重箱を埋める企画をやりたいのに、道内店舗がないせいで買いに行けないのが毎年の悔しいポイント」
一方で、生粋の道民の間では「ローソン100がなくてもセイコーマートがあるから全く困らない」という声が圧倒的多数を占めています。セコマのパスタコーナーには118円〜150円前後(税抜)のカルボナーラ、ペペロンチーノ、ナポリタンが常時並んでおり、惣菜も100円台で豊富に揃っています。全国トレンドへの好奇心はあるものの、実生活のインフラとしてはすでにセコマがその役割を完璧に担っているという現実があります。