スキャモン発育曲線の嘘と真実!運動神経が決まる年齢と習い事の正解

スキャモン発育曲線の嘘と真実!運動神経が決まる年齢と習い事の正解

スキャモン発育曲線の嘘と真実!運動神経が決まる年齢と習い事の正解の注目されている理由を丁寧にまとめました。全体像を一目で把握できます。

スキャモンの発育曲線の「神経型」をベースにスポーツ界で提唱されたのが、「プレゴールデンエイジ」「ゴールデンエイジ」「ポストゴールデンエイジ」という3つの成長期区分です。それぞれの時期に適した刺激を与えることで、運動習得の効率が劇的に高まります。

① プレゴールデンエイジ(約4歳〜8歳・幼児から低学年)
神経回路が網の目のように急速に張り巡らされる時期です。この段階で重要なのは、特定の競技に絞り込むことではなく、「36の基本動作」(走る、跳ぶ、投げる、這う、回る、ぶら下がるなど)を遊びの中で幅広く網羅することです。
おすすめの習い事としては、全身を均等に使い浮力の中で神経を刺激するスイミング(水泳)、空間認識や柔軟性を養う体操教室・ダンス、体幹を自然に鍛える外遊び(アスレチック・鬼ごっこ)が挙げられます。

② ゴールデンエイジ(約9歳〜12歳・小学校中高学年)
神経系の発達がほぼ完成に近づき、「即座の習得(即座の獲得)」が可能になる人生最大の運動黄金期です。コーチやプロ選手のハイレベルなお手本を目撃しただけで、頭の中でイメージを構築し、短時間でその動作を体現できるようになります。
サッカー、野球、バスケットボール、テニスといった球技や複合競技の高度な技術・戦術の習得が飛躍的に進む時期です。ただし、筋力や骨格(一般型)はまだ大人のレベルに達していないため、無理な高負荷ウエイトトレーニングや長時間の過剰反復は避けなければなりません。

③ ポストゴールデンエイジ(13歳以降・中学生から高校生)
一般型および生殖型の急激な成長期に入り、骨が急速に伸びて筋肉量や心肺機能が増加します。一方で、骨の伸長スピードに筋肉や腱の柔軟性が追いつかず、一時的に身体の感覚が狂う「クラムジー(不器用な時期)」に直面する子どもも少なくありません。
この時期は、焦らずに基礎体力の向上、筋力・持久力の強化、戦術的理解力の深化にシフトすることが推奨されます。

中島 亮太
著者

中島 亮太

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。