韓国語の鼻音化における基本形は、「パッチム(ㄱ・ㄷ・ㅂの仲間) + 初声(ㄴ・ㅁ)」の組み合わせです。この条件が揃ったとき、直前のパッチムが対応する鼻音へと変化します。
変化のパターンは、調音する位置(舌や唇の場所)ごとに3つのグループに分類されます。
- ㄱグループ(ㄱ, ㅋ, ㄲ, ㄳ, ㄺ) ➔ 【 ㅇ 】に変化
舌の奥を持ち上げて喉を塞ぐ音から、同じ位置で鼻に息を通す「ㅇ(ng)」に変わります。
例:국물(スープ)[국(クッ)+물(ムル)] ➔ [궁물 / クンムル]
例:한국말(韓国語)[한국(ハングク)+말(マル)] ➔ [한궁말 / ハングンマル] - ㄷグループ(ㄷ, ㅅ, ㅆ, ㅈ, ㅊ, ㅌ, ㅎ) ➔ 【 ㄴ 】に変化
上の前歯の裏に舌先をつける音から、同じ位置で鼻に息を通す「ㄴ(n)」に変わります。
例:낱말(単語)[낱(ナッ)+말(マル)] ➔ [난말 / ナンマル]
例:끝내다(終わらせる)[끝(クッ)+내다(ネダ)] ➔ [끈내다 / クンネダ] - ㅂグループ(ㅂ, ㅍ, ㄼ, ㄿ, ㅄ) ➔ 【 ㅁ 】に変化
両唇を閉じる音から、唇を閉じたまま鼻に息を通す「ㅁ(m)」に変わります。
例:감사합니다(ありがとうございます)[합(ハプ)+니(ニ)] ➔ [함니다 / ハムニダ]
例:밥맛(食欲・ご飯の味)[밥(パプ)+맛(マッ)] ➔ [밤맏 / パンマッ]