卒業式の袴も怖くない!ヒダが崩れない簡単な畳み方と十字結びの極意

卒業式の袴も怖くない!ヒダが崩れない簡単な畳み方と十字結びの極意

卒業式の袴も怖くない!ヒダが崩れない簡単な畳み方と十字結びの極意の重要ポイントをお届けします。最新トレンドが満載です。

「卒業式の袴、適当に畳んでシワだらけに?」――そんな不安を抱える方の多くは、袴の正面にある「ヒダ(襞)」をどう扱えばよいかでつまずいています。袴の前面には左右合わせて5本のヒダがあり、背面にはヒダがない(または中央に1本)という左右非対称な立体構造になっています。このヒダを意識せずに適当に二つ折りにすると、次に広げたときには無残な折りジワが幾重にも刻まれ、アイロンでも修復が極めて困難な状態に陥ってしまいます。

京都の老舗和装メーカーである「京都きもの町」が公開している指南メソッドでも強調されているように、袴を美しくたたむ最大の秘訣は「最初にすべてのヒダを指アイロンでピシッとまっすぐに整えること」に尽きます。広い畳の部屋がなくても、ダイニングテーブルなどの平らな机の上に広げれば、床に座り込むことなく省スペースで手早く作業が進められます。

具体的な手順は以下の通りです。まず後身頃(背中側)を下にして、前身頃(お腹側)が上を向くように平らに置きます。次に、中心に向かって倒れている前ヒダの乱れを手のひらで撫で下ろしながらまっすぐに揃えます。このとき、ヒダが動いてしまわないよう、裾側を大きめの文房具用クリップや着物用クリップで軽く仮止めしておくと、初心者にありがちな「作業中にヒダがズレて崩れるトラブル」を100%回避できます。

前身頃が整ったら、袴の両脇の縫い目を内側に軽く折り込み、全体がすっきりとした長方形になるよう形を作ります。続いて、裾を持ち上げて全体を二つ折り、または収納スペースに合わせて三つ折りにふわりと畳み上げます。強く押しつぶすのではなく、折り目に自然な丸みを持たせる感覚で重ねるのが、折り目を美しく保つプロの技法です。

山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。