2011年の東日本大震災直後、自ら現場へと駆けつけ設立した一般社団法人LOVE FOR NIPPONの活動は、今や一時の支援の枠を超えて地域社会に深く根を下ろしている。毎月11日の月命日に行われる被災地訪問や追悼イベントは、途切れることなく継続されてきた。
報道陣が誰もいなくなった被災地の町で、地元の人々と寄り添い、語り合い、キャンドルを灯す。その地道な支援の裏側には、行政や大企業の手が届かない細やかなケアがあった。ボランティア活動を一時的なムーブメントに終わらせず、持続可能なコミュニティの場へと昇華させた手腕は、支援活動の新たなモデルケースとして高く評価されている。