火のない所に煙は立たないと言われますが、人間研究所が怪しい理由として挙げられる要因は主に3点に集約されます。
第1に、ティザー段階でのクローズドな情報公開スタイルです。設立当初、あえて全貌を明かさずに「人間を研究する」という挑発的なキャッチコピーのみを掲げたプレサイトを立ち上げたため、ネットユーザーの警戒心を煽ってしまいました。
第2に、ネット掲示板やSNSでの反応です。「面接に行ったら個室で不可解な心理テストを受けさせられた」「行動を監視されているような気がした」といった投稿が拡散されました。しかし、これらは採用活動で行われた適性検査や行動観察ワークショップの体験談が、面白半分に歪曲されて誇張されたケースがほとんどです。
第3に、ホラー系YouTuberやインフルエンサーによる拡散です。クリック率を稼ぎやすいキャッチーな題材として「闇深施設を突撃」といった脚色過多の動画が複数制作され、実態を知らない若年層を中心に「近寄ってはならない場所」という固定観念が定着してしまいました。