TBSテレビの日曜劇場で大ヒットを記録した『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』において、鈴木亮平が演じた救命救急医・喜多見幸太の姿も記憶に新しい。重い医療機材を抱え、災害現場を走り回る救命医という説得力を生み出すため、彼は肩回りや背筋を中心としたビルドアップを敢行した。
白衣やスクラブの上からでも一目で伝わる分厚い胸板と太い腕。それは単なる見せ筋ではなく、「どんな困難な現場でも患者の命を救い出す」というキャラクターの強い意思と体力を視覚的に表現するための必然的な肉体であった。劇中での圧倒的な包容力とリーダーシップは、鍛え抜かれた体躯があってこそ生み出されたものだ。