拓殖大学第一高校の入試制度は、大きく分けて「単願推薦入試」「併願優遇(一般入試)」「一般入試(フリー)」に分かれます。同校の入学者ボリュームゾーンを形成しているのは、都立高校を本命とする受験生が利用する併願優遇制度です。
併願優遇を利用するためには、中学校の調査書における「内申基準」のクリアが絶対条件となります。募集要項に基づく近年の目安基準は以下の通り設定されています。
【特進コース 併願優遇の内申目安】
・5教科合計:22以上、または9教科合計:38以上(かつ各教科に「2」以下がないこと)
【進学コース 併願優遇の内申目安】
・5教科合計:20以上、または9教科合計:35以上(かつ各教科に「2」以下がないこと)
加えて、同校では受験生の努力を評価する内申加点措置が用意されています。実用英語技能検定(英検)、漢字能力検定(漢検)、実用数学技能検定(数検)などの各種検定で準2級以上を取得している場合や、生徒会活動、部活動における顕著な実績(県大会出場等)、3年間皆勤などが認められれば、内申点に「+1」から「+2」ポイントの加算が認められるケースがあります(※加点上限や適用可能コースの規定あり)。
併願優遇の出願資格をクリアし、中学校と高校の間で行われる事前相談を通していれば、当日の学科試験で極端な点数(いわゆる0点や著しい低得点)を取らない限り、確実な合格をキープできる安心感があります。これが多摩地域の都立上位志望層にとって、同校が絶大な支持を集め続ける構造的理由です。