昨今の日本芸能界において、リアルな息遣いを感じさせる若手俳優の存在は貴重だ。彼女が手がけるテレビドラマや青春映画の出演作には、記号化されたキャラクターを超えた「生の人間」としてのリアリティが息づいている。甘いだけの青春物にとどまらず、若者の痛みや葛藤、生々しい衝動をスクリーン上に打ち出すスタイルは、日本映画の新たな可能性を感じさせる。
等身大の若者を演じつつも、どこか浮世離れしたミステリアスな雰囲気を纏うことができる稀有な才能。今後の作品ラインナップにおいても、主要な日本映画や注目の配信ドラマでキーパーソンを務める機会が益々増えていくことは間違いない。