この歴史ある複合ビル周辺は、近年劇的な進化を遂げている。新潟交通株式会社と万代シテイ商店街振興組合がタッグを組み、大規模に推し進めてきた「万代シテイリニューアルプロジェクト」の成果が、街のあちこちに結実しているからだ。
かつてのレトロな昭和建築という枠組みを超え、歩行者デッキ(レインボースカイライン)の拡充やバリアフリー化が徹底的に進められた。2階の開放的なサンセット広場は、若者やファミリー層が集う明るいパブリックスペースへと生まれ変わり、大型ビジョンや憩いのベンチが整備されている。都市再開発の手法として、過去の文脈を壊さずに最新の快適性を融合させた好例といえるだろう。